2011年07月30日
「やさしさ」のヒミツ①
内覧会開催予定のI様邸。
『家族をやさしくつつむ家』とうたっているわけですが。
じゃあその優しさとはなんだ!? となるわけですね。
「やさしさ①」として、基本的な住宅性能をご紹介したいと思います。
今回、大注目なのが断熱性能です!
住宅の断熱性能とは、
家の中の快適な温度(空調または自然に取り入れた)を
できるだけ外に逃がさないためのものです。
快適な温度を逃がさなければ、余計なエネルギーは使わずに済む・・!
東日本大震災の影響で、夏は特に消費電力を抑えなければいけませんが
暑くて我慢ができない日、エアコンである程度まで室内温度を下げ
エアコンが停止してもその温度を保ち続けてくれるお家・・・・
(冬もその逆のことが言えるわけです)
それが高断熱住宅ということになります。
ちょっとここで専門的な数字を・・・
C値:住宅の隙間相当面積を表す
Q値:住宅を構成する壁・屋根・開口部等の熱損失係数
C値は、この住宅に隙間がどれほどあるのかを実測した数値です。
「気密測定」という言葉を聞いたことはありませんか?
隙間のない家を作るとうことは、断熱材の性能を十分に発揮させることと
室内空間を快適に保つための計画換気を適正に行うことに非常に重要なんです。
設計段階から気密施工の方法を考える。
それと、実際に現場で施工を行う職人一人一人が
責任を持って「目の前の隙間をふさいでいく」
という地道な作業が必要になります。
(これがまた気の遠くなるような地道な作業!!
しかも仕上がりは全く見えなくなる・・・トホホ・・)
ある程度建物の気密が確保された段階で「気密測定」を行います。
職人皆が丹念に施工した気密層の性能を測る・・・・
なんだか学校のテストを受けるような緊張感・・・・
準備の間中、自然にみんな無言に・・・
「・・あそこにひょっとしたら穴が開いてるかも・・・」
とか
「・・あそこの処理、甘かったんじゃないか・・・?」とかいうことが
頭を巡り、なんだかみんな挙動不審に・・・
建物内部の気圧を下げて計測する「減圧法」での計測の結果・・
出ました!!
圧を変えた5ポイント計測の平均値。
「C」のところ。
「0.1㎝²/m²」!!!!
国が定める「次世代省エネ基準」山形県Ⅲ地域
(断熱性能における区域分け)ではC値5.0cm²/m²以下としていますから、
I様邸の場合とんでもなく高い気密性を表しています!
これも職人一人一人ががんばったおかげ!!
とりあえず断熱材の性能と換気システムの性能が十分に発揮される
一つの証明になりました!
ちょっと専門的な話になってしまいましたが、今回はここまで。
続きをお楽しみに!!!
秋山工務店 新築完成内覧会
『家族をやさしくつつむ家』
8月6日(土曜日)10:00~20:30
7日(日曜日)10:00~16:00
鶴岡市城南町コンビニ「セブンイレブン」様にお車をお寄せいただき
そこから徒歩3分です。
係りの者がご案内いたします。
※施主様のご理解により内覧会を開催させていただくことができました。
ご覧になる際は「施主の想いが詰まった家」ということをご理解いただき
「やさしく」ご覧になってください。
当社は地元に根差した、個人経営の「大工さん」です!
そのため普段は一切の広告活動・営業活動を行っておりません!
お客様のご紹介によりすべてのお仕事をいただいております。
代表である私「あっくん」こと秋山篤司も現場に出て作業しております!
そのためお打ち合わせ等に多少お時間をいただく場合もあります。
ご了承ください。
秋山工務店HP ただいまリニューアル工事中!
東日本大震災での被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます
子供達が早く安心して生活できますように・・・
Posted by あっ!くん at 19:30│Comments(0)
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