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「家づくりには物語がある」
雪国で暖かく健康的な暮らしを考える秋山工務店
代表 秋山篤司の日々です。




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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2014年11月13日

住宅と健康。

住宅の温熱環境が、住む人の健康に大きな影響を与えている・・
建築環境や医学の分野で、これを証明していこうという動きが盛んです。

山形県庄内地方は、夏は湿度も高く暑い、冬はいうまでもなく寒くて風も強く日照も少ない。

こういう地域だからこそ、住宅の温熱環境を整備してあげることが家族の健康を守ることになります。

改めて、温熱環境と健康の関わり・健康に住まうための方法を見直すセミナーが開催されます。

「庄内健康にいい家つくる会」主催です。

興味のある方は是非ご参加下さい。


  
Posted by あっ!くん at 20:00Comments(0)省エネは快適!

2014年11月13日

暖かいって本当に大事!

だいぶ寒くなってきましたねえ〜!

ここ庄内地方では雪の予報もちらほら出始めて・・
工務店のトラックもタイヤ交換をお願いしました。
冬本番に向けてまっしぐらです!

「健康・省エネ・快適」をキーワードに地元庄内から高断熱住宅を推進する秋山工務店。

庄内の人達は雪国に住みながら、住宅の温熱環境が健康に与える影響にまだまだうといと感じています・・

交通事故の死亡者数をはるかに上回る「家庭内事故」の死亡者数の多さは、住宅の温熱環境が影響していると考えられます。

そんなことを考えながら、昨年投稿したリポートをここに再度あげてみたいと思います。
我々の住宅の温熱環境。改めて考えてみませんか?


以下、昨年の記事のコピーです。

ブログの更新も飛び飛びのあっくんです・・。

今年の冬は、雪の降り方もなんだかおかしくって・・。

ここ山形県庄内地方は、例年に比べると断然積雪量が少なかったです。

毎年、屋根の雪下ろしは数回やらないといけないんですが、今年は一度もない!

降っては消え降っては消え・・ここにきてすっかり雪も融けました。

でも朝晩はまだまだ冷えますねえー。




先日、布団に入ってからだらだらとスマホをいじっていたら(やばい。最近すかり依存症気味)

YOUTUBEにて、外国人の方が「日本のダイソーってとこはすげーんだぜ!何でもあるしなんでも105円!いやっほーい!」

なんていうレポートをGopro使ってやってました。

「日本って意外に物価が安いんだね!」なんて見当違いなコメントも入ったりして、外国の方には結構衝撃的みたいでしたが・・・

ぼーっと動画を見ているうちに「でも、あの商品の使用用途って外国の方々にわかるんだろうか・・?」なんてものもちらほら出てきました。

そこには、今の日本の住宅事情(特に寒冷地)が現れてるんじゃないかな~なんて考えてモンモン・・・

なんだか眠れなくなりました。


翌日、たっぷりたまっていたデスクワークをとりあえず忘れて、朝一、開店したばかりの近くのホームセンターにGO!

携帯片手に店内をうろうろしてきました。かなり怪しかったと思います・・・・



ここで前置きしないといけませんね。

私、あっくんが代表を務めます「秋山工務店」では、北海道に次ぐ寒さを誇る(笑)ここ東北地方(まして庄内の地吹雪は強烈!)で、真冬でも健康快適省エネに過ごせる住環境づくりを推奨しています。

これまで日本の住宅事情は「住宅を断熱する」という概念が余りにおろそかにされてきました。結果、日本は「断熱後進国」なんて不名誉な称号までいただいちゃっています。

国・行政・民間も「家に帰った時ぐらいは、家じゅう温度差の無いストレスフリーな健康的住環境」を普及させようと日々努力していますが、文化として定着した日本の住宅事情を覆すのはなかなか大変・・・・・・

でも地道な努力は続けないと!ということで当方としてもいろいろな仲間を作り(保健所やお医者さんも)地元から健康住宅を普及させようとしています。

見栄えが同じだったら、暖かい(涼しい)家の方が良くないですか?

ということでいろいろやっているわけですハイ。


日本では、高度成長期の「効率よく大量に」という事情から「アルミサッシ」が住宅に採用されてきました。

これが実は熱を良く通す!!冬にせっかく暖房している部屋に冷房のパネルを設置してることと同じです。

また壁や屋根を作る際、隙間を無くすことにあんまり気を使わなかったため、隙間風がどこから入ってくるかわからない。
なんだったらどこもかしこも隙間だらけだ・・・
「多少隙間があって風通しがいい方が家のためにはいいんだ!」なんて言ったりする・・・・

じゃあそこに住む家族の健康はどうするんですか?と言われると「ちょっと寒い方が丈夫になっていいんだ!」なんて乱暴な意見も・・・

これが交通事故よりも多い「家庭内事故」(脳梗塞・心筋梗塞・慢性疾患など)の原因になってるのに・・・悲しい。

また、温風ヒーター(開放型ストーブ)など室内の空気をジャンジャン汚して、なおかつ大量の湿気を放出する暖房器具も、そんな事情に追い打ちをかけて結露やカビの原因になっています。
(薪ストーブ、ペレットボイラーなどは煙突でしっかり排気するため空気を汚したりしません。詳しくは別の機会に)


そんなこんなで、エネルギー事情もあり日本の住宅は変わらないといけない時期に来ています。
(2020年までに、新築住宅にはある程度の断熱性能が義務化されます。とはいえまだまだ低い基準なのですが)


せっかく新築なさるんだったら暖かくしましょーよー!健康住宅にしましょーよー!っていうご提案です。




・・前置きが長くなりましたが、これまでの悲惨な(あえて言う!)日本、特に寒冷地の住宅事情をよくあらわした商品が、「ダイソー」やホームセンターにあふれているなーと思うわけです。



ここからざっくばらんにリポートします!(コピペじゃないです)←ブラックジョークです。






近くのホームセンター「〇ーマッ〇」さん。

去年は除雪用具も全くの品薄で。アルミ製のスコップなんて希少品になっていました。
家の妻もそんな去年のことがあるので早々とピンクの柄のかわいいものを用意していましたが、今年は車の荷台から出ることはありませんでした・・・・。
積雪の具合もやわらかい雪がいいかったので、プラスティック製の品ぞろえが多いような気がします。



さっそく中へ。






こんなモフモフのスリッパも多いですよねー。キャラクターやモンスターの足みたいなかわいいものもたくさんあります。
こういうものが進化するってことは、おうちの床が冷たいってことなんですよね・・・・・・





ああ!言うの忘れてました!!!

前置きで偉そうにいろいろ書きましたが、実はあっくんちもまだまだ「寒い家」なんです!
お客様におすすめしておきながらなんですが・・・・・

でもこれまで手がけた「暖かい家」は十分に体感して、住む方々の満足具合もアフターで十分把握しています!

このリポートをご覧の皆様、かく言うあっくんちも寒いんだってよ~と思っていただき、けっして敵対視しないでください!
(いつかは断熱改修・・!その際は逐一リポートします!!!)






一緒に、キッチンの足元に敷くマットも並んでいました。

当方のお客さま方で暖かい家に住んでいらっしゃる方は、冬でもお母さんもおばあちゃんもみなさん裸足が多いです!
「んだって気持ちいいんだもの~」だそうです。




こちらはお風呂マット。ウレタン系の素材で柔らかいですよね。

ユニットバスというお宅が増えてはきましたが、昔ながらの「タイル」のお風呂(ウチもそう!)だと冷たい!
小さいお子様がいらっしゃると危険だということもあってでしょう。(ウチもそう)

でもこれ、すぐカビて真っ黒になっちゃいます・・・・

暖かい家にお住いの方々に「湯冷め」なんて概念はありません!お風呂も洗面所もみーんなおんなじ暖かさ。
ぬるーいお湯にじっくり使って血流を良く・・・・ってことをされているみたいです。
当方では換気の計画もしっかり立てますので、冬に窓を締め切っても湿気はしっかり排出します。

寒いから熱いお湯にジャボン!!は本当に危険なんです!!





その隣にあった「温・湿度計」

最近では家庭内における健康被害もマスコミを通じてアナウンスされていますので、少しは意識が上がってきたのでしょう。
家庭内の温熱環境に気を配るということは本当に大事!

あっくんもほしくなりましたが、意外に高かったので断念・・!

ちなみにあっくんちでは脱衣所にヒーターを置きました。狭いんですが無理やり。
もともとお風呂・脱衣所は「外か!!」っていうほど寒いんですが、お風呂に入る30分前ぐらいに温めます。
高齢者は、寒いところで衣服を脱いだ瞬間が一番危険なんだそうですよ!!

長野県では県が脱衣所にヒーターやストーブを置くことを積極的に推奨し、温度差による家庭内事故の救急搬送率を下げた実績があります。







上はお風呂のお湯を冷めにくくするふた。

下は電子レンジで温めた「これ」をお風呂のお湯に入れて冷めにくくするもの。

なんだか涙ぐましい努力です・・・・(うちにもほしくなります)

焼いた石を鍋に入れて食べるどこかの郷土料理を思い出しました・・・。

家の断熱がしっかりしていれば、お風呂のお湯も冷めにくくなります。その前に、そんな熱いお湯じゃなくてもよくなります。





これも定番ですよねー!

窓ガラスに張り付けて断熱性を高め結露を抑える・・・




いろんなタイプのものがあるみたいで、丁寧に使用方法を模型で説明してくれています。



別の素材のおしゃれな柄物まで・・・。

でもこれ付けちゃうと、ただでさえ日射の少ない庄内の冬の生活が増々暗くなりそう・・・

ガラは・・ガラはおしゃれですが!





夏の暑さ対策でしょうか? 紫外線カットフィルム(車の・・みたいなやつ)もあります。

今は、住宅サッシのガラスも進化して、取付方位によってタイプを変え断熱対策をします。


先にも述べましたが、庄内地方は年間の日射量が極端に少ない!

でも通年、風はあるので大きな窓を効率よく配置して夏の冷房負荷を抑えつつ、冬の少ない日射も最大限生かしたいもんです。



・・・あれはないか・・?・・・・あれはないのか・・?と探していたら・・・・





あったー!!・・・っていうか進化してるー!!


あの、窓の結露をワイパーで一網打尽にしてペットボトルに貯めるあれ!

なんか掃除機みたいになってる!!!

結構高い・・・・




言いたいことがここにすべて書いてあります・・。

そのとーり!! でも根本的に結露しない家にすればいいのです!とマジックで付け加えたい。







屋内でも部屋同士に温度差があると、建具からの隙間風がびゅーっと・・・・

それらをふさぐためのものもいろいろありますねー。

あっくんちでも大活躍。

子供たちにも「寒いから早く戸を閉めろっ!」と叫ぶ毎日・・・・・

家中温度差がなければこんなことでストレスを抱えることは無いのだなーとつくづく思う・・・

第一、暖かい家にお住いの方々は部屋を仕切る戸を閉めなければいけないなんて思っていないみたい。
おうちをひろーく使って、最低限の家族間のプライバシーを守るためだけに建具を使っています。








照明器具コーナー。

おお、LED電球もずいぶんと安くなりましたねー。

付け替えて消費電力は五分の一、耐久時間は10倍以上!スイッチを入れるとパッと点き虫もよってこない。

ちょっとお高くてもつけない手はないですよねー。







どれどれ、外の資材も見てこよーかなーっと移動したらうずたかく積まれたすのこ!!

押入れの湿気対策から始まり、現在ではいろんなDIYに利用されているようです。





湿気とりも一緒に。

収納内の結露はやはり温度差と暖房器具が排出する湿気が原因・・。

収納内のみならず、柱などを腐らせている場合がたくさんあります。

「温度差の無い温熱環境」はここにも良い効果をもたらします!





あ、隣に便座カバーが・・・

トイレは寒いですからねー・・・・ウチもそう・・。






外の資材置き場へ。







「断熱すればいいんだ」という意識の高まりもあってか、さまざまな断熱素材が売られています。

どこでも手に入る断熱材で断熱するというのは、暖かい家の普及にはとっても大事。

でもそれぞれの特徴を把握し、適材適所効果的に使わないとただのお金の無駄になってしまいます。

知識を持って施工しないと、逆に結露させて建物の寿命を縮める・・・カビの繁殖を促す・・・・なんてことにもなります。

家に住む人もある程度の知識を持っていただければ、我々もお話を進めやすくなります!





いや~・・長くなってしまいました。

日本人は本当に工夫するのが上手な国民です。

なおかつ、我慢するということを美徳としています。

本当に素晴らしい特性だとは思いますが、自分の家で暮らしていて健康被害を招いてしまうのは本当にばかばかしいと思いませんか?

ウチもそうですが、本当に寒い!

でもいつか家族の成長・変化に合わせてリフォームしないといけない時期が来る。

その時は絶対に断熱も強化して暖かく快適に省エネに、そして何度も言いますが「健康に」暮らせる家にしたいと考えています。

家族を守る・・・・それが住宅の役目ですよね!?






YOUTUBEのあの外国の方は、どんな思いで「ダイソー」の商品を見ていたんでしょうか?

世界の方々は日本の住宅事情をどんなふうに感じているのでしょうか?




気になって眠れない日がまた来そう・・・・・






「家づくりには物語がある」
雪国の暖かい暮らしを考える秋山工務店
HP  : http://akiyamakoumuten.com
facebook : 秋山工務店
        http://www.facebook.com/akiyamakoumuten
        秋山篤司
        http://www.facebook.com/profile.php?id=100003405705990


























  

2014年11月12日

きもちいい!



  

2014年11月08日

黒川能保存会ホームページ!

黒川能保存会のホームページが完成し、公開されています!

連綿と受け継がれる「黒川能」「王祇祭」

空気に触れてみてください!

http://kurokawanoh.com/


  
Posted by あっ!くん at 10:23Comments(0)黒川の風

2014年11月08日

おうちの「温度」、寒くないですか?

住宅内の温熱環境は、住む人の健康に大きく影響します。

ちょっとお勉強してみませんか?



  
Posted by あっ!くん at 10:10Comments(0)省エネは快適!

2014年10月15日

秋山工務店の仕事。



  
Posted by あっ!くん at 19:30Comments(0)様々な業務 心を込めて

2014年10月15日

秋山工務店の仕事。



  
Posted by あっ!くん at 12:00Comments(0)様々な業務 心を込めて

2014年10月15日

秋山工務店の仕事。



  
Posted by あっ!くん at 06:50Comments(0)新築物件のご紹介

2014年03月17日

ざっくばらんリポート①

ブログの更新も飛び飛びのあっくんです・・。

今年の冬は、雪の降り方もなんだかおかしくって・・。

ここ山形県庄内地方は、例年に比べると断然積雪量が少なかったです。

毎年、屋根の雪下ろしは数回やらないといけないんですが、今年は一度もない!

降っては消え降っては消え・・ここにきてすっかり雪も融けました。

でも朝晩はまだまだ冷えますねえー。




先日、布団に入ってからだらだらとスマホをいじっていたら(やばい。最近すかり依存症気味)

YOUTUBEにて、外国人の方が「日本のダイソーってとこはすげーんだぜ!何でもあるしなんでも105円!いやっほーい!」

なんていうレポートをGopro使ってやってました。

「日本って意外に物価が安いんだね!」なんて見当違いなコメントも入ったりして、外国の方には結構衝撃的みたいでしたが・・・

ぼーっと動画を見ているうちに「でも、あの商品の使用用途って外国の方々にわかるんだろうか・・?」なんてものもちらほら出てきました。

そこには、今の日本の住宅事情(特に寒冷地)が現れてるんじゃないかな~なんて考えてモンモン・・・

なんだか眠れなくなりました。


翌日、たっぷりたまっていたデスクワークをとりあえず忘れて、朝一、開店したばかりの近くのホームセンターにGO!

携帯片手に店内をうろうろしてきました。かなり怪しかったと思います・・・・



ここで前置きしないといけませんね。

私、あっくんが代表を務めます「秋山工務店」では、北海道に次ぐ寒さを誇る(笑)ここ東北地方(まして庄内の地吹雪は強烈!)で、真冬でも健康快適省エネに過ごせる住環境づくりを推奨しています。

これまで日本の住宅事情は「住宅を断熱する」という概念が余りにおろそかにされてきました。結果、日本は「断熱後進国」なんて不名誉な称号までいただいちゃっています。

国・行政・民間も「家に帰った時ぐらいは、家じゅう温度差の無いストレスフリーな健康的住環境」を普及させようと日々努力していますが、文化として定着した日本の住宅事情を覆すのはなかなか大変・・・・・・

でも地道な努力は続けないと!ということで当方としてもいろいろな仲間を作り(保健所やお医者さんも)地元から健康住宅を普及させようとしています。

見栄えが同じだったら、暖かい(涼しい)家の方が良くないですか?

ということでいろいろやっているわけですハイ。


日本では、高度成長期の「効率よく大量に」という事情から「アルミサッシ」が住宅に採用されてきました。

これが実は熱を良く通す!!冬にせっかく暖房している部屋に冷房のパネルを設置してることと同じです。

また壁や屋根を作る際、隙間を無くすことにあんまり気を使わなかったため、隙間風がどこから入ってくるかわからない。
なんだったらどこもかしこも隙間だらけだ・・・
「多少隙間があって風通しがいい方が家のためにはいいんだ!」なんて言ったりする・・・・

じゃあそこに住む家族の健康はどうするんですか?と言われると「ちょっと寒い方が丈夫になっていいんだ!」なんて乱暴な意見も・・・

これが交通事故よりも多い「家庭内事故」(脳梗塞・心筋梗塞・慢性疾患など)の原因になってるのに・・・悲しい。

また、温風ヒーター(開放型ストーブ)など室内の空気をジャンジャン汚して、なおかつ大量の湿気を放出する暖房器具も、そんな事情に追い打ちをかけて結露やカビの原因になっています。
(薪ストーブ、ペレットボイラーなどは煙突でしっかり排気するため空気を汚したりしません。詳しくは別の機会に)


そんなこんなで、エネルギー事情もあり日本の住宅は変わらないといけない時期に来ています。
(2020年までに、新築住宅にはある程度の断熱性能が義務化されます。とはいえまだまだ低い基準なのですが)


せっかく新築なさるんだったら暖かくしましょーよー!健康住宅にしましょーよー!っていうご提案です。




・・前置きが長くなりましたが、これまでの悲惨な(あえて言う!)日本、特に寒冷地の住宅事情をよくあらわした商品が、「ダイソー」やホームセンターにあふれているなーと思うわけです。



ここからざっくばらんにリポートします!(コピペじゃないです)←ブラックジョークです。






近くのホームセンター「〇ーマッ〇」さん。

去年は除雪用具も全くの品薄で。アルミ製のスコップなんて希少品になっていました。
家の妻もそんな去年のことがあるので早々とピンクの柄のかわいいものを用意していましたが、今年は車の荷台から出ることはありませんでした・・・・。
積雪の具合もやわらかい雪がいいかったので、プラスティック製の品ぞろえが多いような気がします。



さっそく中へ。






こんなモフモフのスリッパも多いですよねー。キャラクターやモンスターの足みたいなかわいいものもたくさんあります。
こういうものが進化するってことは、おうちの床が冷たいってことなんですよね・・・・・・





ああ!言うの忘れてました!!!

前置きで偉そうにいろいろ書きましたが、実はあっくんちもまだまだ「寒い家」なんです!
お客様におすすめしておきながらなんですが・・・・・

でもこれまで手がけた「暖かい家」は十分に体感して、住む方々の満足具合もアフターで十分把握しています!

このリポートをご覧の皆様、かく言うあっくんちも寒いんだってよ~と思っていただき、けっして敵対視しないでください!
(いつかは断熱改修・・!その際は逐一リポートします!!!)






一緒に、キッチンの足元に敷くマットも並んでいました。

当方のお客さま方で暖かい家に住んでいらっしゃる方は、冬でもお母さんもおばあちゃんもみなさん裸足が多いです!
「んだって気持ちいいんだもの~」だそうです。




こちらはお風呂マット。ウレタン系の素材で柔らかいですよね。

ユニットバスというお宅が増えてはきましたが、昔ながらの「タイル」のお風呂(ウチもそう!)だと冷たい!
小さいお子様がいらっしゃると危険だということもあってでしょう。(ウチもそう)

でもこれ、すぐカビて真っ黒になっちゃいます・・・・

暖かい家にお住いの方々に「湯冷め」なんて概念はありません!お風呂も洗面所もみーんなおんなじ暖かさ。
ぬるーいお湯にじっくり使って血流を良く・・・・ってことをされているみたいです。
当方では換気の計画もしっかり立てますので、冬に窓を締め切っても湿気はしっかり排出します。

寒いから熱いお湯にジャボン!!は本当に危険なんです!!





その隣にあった「温・湿度計」

最近では家庭内における健康被害もマスコミを通じてアナウンスされていますので、少しは意識が上がってきたのでしょう。
家庭内の温熱環境に気を配るということは本当に大事!

あっくんもほしくなりましたが、意外に高かったので断念・・!

ちなみにあっくんちでは脱衣所にヒーターを置きました。狭いんですが無理やり。
もともとお風呂・脱衣所は「外か!!」っていうほど寒いんですが、お風呂に入る30分前ぐらいに温めます。
高齢者は、寒いところで衣服を脱いだ瞬間が一番危険なんだそうですよ!!

長野県では県が脱衣所にヒーターやストーブを置くことを積極的に推奨し、温度差による家庭内事故の救急搬送率を下げた実績があります。







上はお風呂のお湯を冷めにくくするふた。

下は電子レンジで温めた「これ」をお風呂のお湯に入れて冷めにくくするもの。

なんだか涙ぐましい努力です・・・・(うちにもほしくなります)

焼いた石を鍋に入れて食べるどこかの郷土料理を思い出しました・・・。

家の断熱がしっかりしていれば、お風呂のお湯も冷めにくくなります。その前に、そんな熱いお湯じゃなくてもよくなります。





これも定番ですよねー!

窓ガラスに張り付けて断熱性を高め結露を抑える・・・




いろんなタイプのものがあるみたいで、丁寧に使用方法を模型で説明してくれています。



別の素材のおしゃれな柄物まで・・・。

でもこれ付けちゃうと、ただでさえ日射の少ない庄内の冬の生活が増々暗くなりそう・・・

ガラは・・ガラはおしゃれですが!





夏の暑さ対策でしょうか? 紫外線カットフィルム(車の・・みたいなやつ)もあります。

今は、住宅サッシのガラスも進化して、取付方位によってタイプを変え断熱対策をします。


先にも述べましたが、庄内地方は年間の日射量が極端に少ない!

でも通年、風はあるので大きな窓を効率よく配置して夏の冷房負荷を抑えつつ、冬の少ない日射も最大限生かしたいもんです。



・・・あれはないか・・?・・・・あれはないのか・・?と探していたら・・・・





あったー!!・・・っていうか進化してるー!!


あの、窓の結露をワイパーで一網打尽にしてペットボトルに貯めるあれ!

なんか掃除機みたいになってる!!!

結構高い・・・・




言いたいことがここにすべて書いてあります・・。

そのとーり!! でも根本的に結露しない家にすればいいのです!とマジックで付け加えたい。







屋内でも部屋同士に温度差があると、建具からの隙間風がびゅーっと・・・・

それらをふさぐためのものもいろいろありますねー。

あっくんちでも大活躍。

子供たちにも「寒いから早く戸を閉めろっ!」と叫ぶ毎日・・・・・

家中温度差がなければこんなことでストレスを抱えることは無いのだなーとつくづく思う・・・

第一、暖かい家にお住いの方々は部屋を仕切る戸を閉めなければいけないなんて思っていないみたい。
おうちをひろーく使って、最低限の家族間のプライバシーを守るためだけに建具を使っています。








照明器具コーナー。

おお、LED電球もずいぶんと安くなりましたねー。

付け替えて消費電力は五分の一、耐久時間は10倍以上!スイッチを入れるとパッと点き虫もよってこない。

ちょっとお高くてもつけない手はないですよねー。







どれどれ、外の資材も見てこよーかなーっと移動したらうずたかく積まれたすのこ!!

押入れの湿気対策から始まり、現在ではいろんなDIYに利用されているようです。





湿気とりも一緒に。

収納内の結露はやはり温度差と暖房器具が排出する湿気が原因・・。

収納内のみならず、柱などを腐らせている場合がたくさんあります。

「温度差の無い温熱環境」はここにも良い効果をもたらします!





あ、隣に便座カバーが・・・

トイレは寒いですからねー・・・・ウチもそう・・。






外の資材置き場へ。







「断熱すればいいんだ」という意識の高まりもあってか、さまざまな断熱素材が売られています。

どこでも手に入る断熱材で断熱するというのは、暖かい家の普及にはとっても大事。

でもそれぞれの特徴を把握し、適材適所効果的に使わないとただのお金の無駄になってしまいます。

知識を持って施工しないと、逆に結露させて建物の寿命を縮める・・・カビの繁殖を促す・・・・なんてことにもなります。

家に住む人もある程度の知識を持っていただければ、我々もお話を進めやすくなります!





いや~・・長くなってしまいました。

日本人は本当に工夫するのが上手な国民です。

なおかつ、我慢するということを美徳としています。

本当に素晴らしい特性だとは思いますが、自分の家で暮らしていて健康被害を招いてしまうのは本当にばかばかしいと思いませんか?

ウチもそうですが、本当に寒い!

でもいつか家族の成長・変化に合わせてリフォームしないといけない時期が来る。

その時は絶対に断熱も強化して暖かく快適に省エネに、そして何度も言いますが「健康に」暮らせる家にしたいと考えています。

家族を守る・・・・それが住宅の役目ですよね!?






YOUTUBEのあの外国の方は、どんな思いで「ダイソー」の商品を見ていたんでしょうか?

世界の方々は日本の住宅事情をどんなふうに感じているのでしょうか?




気になって眠れない日がまた来そう・・・・・






「家づくりには物語がある」
雪国の暖かい暮らしを考える秋山工務店
HP  : http://akiyamakoumuten.com
facebook : 秋山工務店
        http://www.facebook.com/akiyamakoumuten
        秋山篤司
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Posted by あっ!くん at 13:41Comments(0)様々な業務 心を込めて

2014年02月11日

重鎮。

二月も半ばになりましたねー。

黒川・王祇祭も、ここにきて今年の分はようやくひと段落した感があります。

今年の祭りが終盤に差し掛かると、すでに来当屋への引継ぎが始まるわけで・・・

こうやって500年以上にわたって祭りは連綿と続けられてきました。


二月の四日に、下座の来当屋宅へ奉納しながらお祝いに行った時のこと。

来年の当屋当人(黒川の中の長老)は、以前は能役者の囃子方、それも笛方をしていたそうです。

(今は現役を退いていらっしゃいます)

弟子を数人もち、囃子方の中では重鎮中の重鎮。

噂はかねがね伺っていましたが、同じ笛方のあっくんの役者人生はまだまだ極端に短く、

お会いしたことはありませんでした。


まして座も違う自分のことなどご存じないだろうと決めつけ、

お宅に伺って奉納物を差し出し、お返しの半紙一条を受け取るとき、裃姿の当人がボソッと

「あす、いでぐねが」(足、痛くないか?)とおっしゃいました。

それを聞いた瞬間、はっ!としました。

この方は役者としての私を全部知っていると、一瞬で理解しました。




笛方は、舞台に上がればどんなに長い番組でも(最長で二時間半ほど)正座を崩せません。

演奏のプレッシャーと拷問のような足の傷みとの戦いが笛吹きの宿命というのは黒川では周知の事実。

王祇祭ともなれば、夕方から始まって「式」と能五番、翌朝の神社での脇能・式と2~3人で舞台を務めます。

二月四日あたりになると、一瞬でも正座するのがつらいほど足腰はがたがた・・・

そんな中で神社の舞台で務めさせてもらった最も難しい曲を、この方はじっくり見ていてくれたようでした。



口数も少なく、お顔に刻まれたしわがなお一層気難しそうな印象の当人が、あの一瞬

わざわざ声をかけてくれたことが今、じわじわとうれしさと歴史を背負うプレッシャーとなって湧き上がってきます。


がんばらねばー!!!




  
Posted by あっ!くん at 17:52Comments(0)黒川の風