I様邸新築工事の経過③

あっ!くん

2011年08月03日 19:20

構造体の建て方も終わり(同時に耐震金物施工も終え)

いよいよ「気密層」「断熱層」の形成と工事は進みます!




壁は壁で、基礎は基礎で断熱層を形成しますが

今回屋根は、冷暖房の効率を極力よくすることを考え

室内の天井部分に近いところで断熱気密層をとろうと考えました。

(冷暖房にかかる体積を減らすため)





建物の最上階の「桁・梁」上部分にいったん床を貼るように気密層を設けます。




気密材で細かい処理を施しながら・・・





最後は丁寧にテープ処理。




職人さん一人一人がしっかり理解して、

目の前の仕事に責任を持って施工できないとよい性能は出ません!

(材料にいくらお金をかけても施工がまずければ無駄になってしまう!)


技術指導をいただいているS社からの派遣のS君

           (あっくんの高校時代のクラスメイト)に

         しっかり指導を仰ぎながら・・・!







引き続き断熱材の施工。

今回使用した材種は「A種フェノールフォーム保温板」

旭化成の「ネオマフォーム」及び「ジュピー」という製品です。





この断熱材、性能を表す「熱伝導率」が0.020W/(m・K)と

断熱材の中では最高峰の性能を持っています!



せっかく良いものなんだからしっかり施工して性能を引き出しましょう!



構造材との取り合い部分も丁寧に加工して・・




ピタッと!!!







断熱材も隙間の処理・各テープ処理を施した後・・








この断熱層の上に屋根を形成していきます。


なかなか手間がかかります!!





同じように壁・天井(写真は車庫)にも・・・・




こちらは基礎断熱施工の様子。

必死に作業するT君・・・・

必死すぎて頭に現場発泡の断熱材がついてることに気が付かない・・・









基礎断熱、各部の施工後の様子。

丁寧に仕上がっています!

隠れてしまうところでも性能のためには手を抜かず・・!!




引き続き今度は内側の充填断熱(グラスウール)施工へ。

グラスウール自体は安価でコストパフォーマンスに優れますが

実は施工が一番難しい断熱材です。

日本硝子繊維工業会では、一定条件をクリアした施工技術者に

「マイスター」の称号を与える制度も実施しているようです。

それぐらい難しいということなんでしょう!







そして開口部(窓・玄関)にはそれぞれ断熱サッシが。(前記)

サッシのガラスは断熱性が高ければ高いほど重量は重くなる・・・

施工する側は大変!!


でもあれもこれもすべて快適な空間づくりのため!

がんばりましょう!!!
















秋山工務店 新築完成内覧会
『家族をやさしくつつむ家』

8月6日(土曜日)10:00~20:30
  7日(日曜日)10:00~16:00

鶴岡市城南町コンビニ「セブンイレブン」様にお車をお寄せいただき
そこから徒歩3分です。
係りの者がご案内いたします。

※施主様のご理解により内覧会を開催させていただくことができました。
ご覧になる際は「施主の想いが詰まった家」ということをご理解いただき
「やさしく」ご覧になってください。




当社は地元に根差した、個人経営の「大工さん」です!
そのため普段は一切の広告活動・営業活動を行っておりません!
お客様のご紹介によりすべてのお仕事をいただいております。
代表である私「あっくん」こと秋山篤司も現場に出て作業しております!
そのためお打ち合わせ等に多少お時間をいただく場合もあります。
ご了承ください。





秋山工務店HP ただいまリニューアル工事中!

東日本大震災での被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます

子供達が早く安心して生活できますように・・・












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