あぶる、ひたすら。

あっ!くん

2012年01月24日 20:00



黒川・王祇祭でふるまわれる「しみ豆腐」作りの工程、豆腐焼き。

ニュース等で毎年取り上げられおなじみの行事です。


上座は1月20・21・22日と開催されました。(下座も同日だったよう)


三日間で5俵分の大豆から出来る豆腐を、凍らせる前にいったん焼きます。






こちらが今年の上座の当屋・Sさん方。

早朝から村の手伝い集が集まり始めます。



「煎じ場」と呼ばれる作業小屋には巨大な「囲炉裏」が設置されています。

蒔きに着火。




どんどん運ばれる豆腐をここで切り分け串をさします。



この日はお年寄りがメインで焼き方。



杉樽に入った燗酒を飲みながら・・。

わーわーぎゃーぎゃーにぎやかです。



一方ではお母さん方が大量の小豆を煮る・・。

豆腐焼きの最終日に餅をつき、内場といわれる当元の村の全戸に

小豆餅を配るのです。





そして最終日。

この日は日曜のため、若い方々メインでお手伝い。

ぞろっと並んだ「若妻」達・・・・


熱さよけの「シールド」(あっくんはガンダムシールドと呼ぶ)のため

誰が誰の妻かわかりません。

対面に座る旦那衆に「飲みすぎるなよ!!」と叱りつけながら

じゃんじゃんあぶっていきます。




当屋の中では手伝いに来た村衆を観衆に、

「大地踏」の稽古が始まりました。

こんな小さい子が難しい口上をすらすらと・・・・


よくここまで練習してきたな~。





外では餅つきが始まった!

この大きな臼で計4回!



当屋の若奥さんの「渚のシンドバット」をBGMに。

「セクシ~! あなたはセクシ~!!」で餅つき。

爆笑です。




そうこうしているうちに豆腐あぶりも最後の数本。


いや~お疲れ様でした!

最後は当屋の座敷でにぎやかな宴。


いよいよ王祇祭も間近です!













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